東近江市防災訓練、連動通信訓練



東近江市、布引運動公園〜いなべ市、市民活動センター間



平成23年8月28日(日) 主催 東近江市、

 西堀栄三郎記念探検の殿堂無線倶楽部





平成23年8月28日(日)滋賀県東近江市の布引運動公園で東近江市の防災訓練が行われました。

布引運動公園前にて。


この布引運動公園は災害時の活動拠点施設に指定されている。

 


運動公園の施設内には東近江市の代表的なお祭りの一つである大凧のモニメントが飾られています。

 

運動公園内に設置されたテント群

この運動公園はサッカー場や陸上競技場などが併設されている多目的運動公園です。


準備の完了した通信基地局用無線機材。

この訓練に西堀栄三郎記念探検の殿堂無線倶楽部の皆さんが東近江市内や近隣地域のの情報伝達のため通信訓練を実施されました。                        この通信訓練の呼びかけに呼応して当団体も近隣地域の友好団体として協力させていただきました。


この通信訓練は東近江市といなべ市の市民レベルの公式イベント第1号となる記念すべき一日となりました。


布引運動公園〜いなべ市民活動センター間は直線距離で約35Kmですが伝搬ルート上には鈴鹿山脈があるため、直接波はかなり減衰することが7月の電波調査で確認されている。

左側が布引運動公園、右側がいなべ市民活動センター

 

通信基地局間の伝播ルートの高低差 1目盛は100m

県境を挟んで永源寺町東部〜大安町西部間は標高が高い、県境付近の標高1099mの竜ヶ岳と永源寺町の標高934mの日本コバの稜線の影響が顕著と考えられる。

そのためこの稜線の電波回折効果を狙ってアンテナの仰角を調整している。

 

 いなべ市民活動センターにて、

アンテナの設営中

使用したアンテナは、地上高約12mの50MHz用 3エレメントHB9CV


活動センターにて、通信訓練中

50MHzのSSB,とFMモードで運用を行った、RSリポートは51から59で前回と同様にフェージングが認められたが了解度は十分にに確保されていた。


同、センターにて

7月の電波調査時よりも利得が2dBほど多いアンテナに変更し、地上高も2mほど高くしたことで、信号強度、了解度ともに向上している。


運動公園で通信訓練に参加された西堀栄三郎記念探検の殿堂無線倶楽部の皆さん。

7月の電波調査の時と同様に真夏日となり、身も心も熱い一日となりました、御疲れ様でした。

この通信訓練に向けてご尽力をいただきました関係の皆さん、ありがとうございました。

参加された各局、早朝より苦労様でした。

殿堂無線倶楽部様より、運動公園での活動写真を提供していただきました、ありがとうございました、感謝。  

               活動記録 以上